データ入稿について


Adobe Illustrator CC(2018)最新版に対応

名刺印刷のデータ入稿とは、通常Adobe Illustratorで作成された(ベクトルデータ)をお客様に用意していただいてそのまま印刷する事です。 商業印刷では印刷用のガイドラインに沿って作成されていないと、正常に出力されずトラブルになります。

データ不備による出力トラブルは、お客様(データ作成者)の自己責任になり、正常に出力されていない場合でも料金を請求されます。 また、修正はお客様(データ作成者)自身で行う必要があり、再入稿して印刷する場合も同じ金額が掛かります。 

そのような状況にならないためには、完全データ(修正する必要のない完成された印刷用データ)での入稿が必要になります。


データ不備で特に多いのが下記の項目です。 こちらをまず確認してください。

説明の画像などを入れるとページ数が多くなってしまうため、文字だけの説明にしています。 アウトライン化、塗り足しなどで検索していただければ、やり方を説明してくれるサイトがたくさんありますので、そちらを参照してください。

・使用した書体がアウトライン化されていない

 → 書体が変わったり文字化けする可能性があります。 使用された書体はすべてアウトライン化してください。

・裁ち落としが必要なデザインで塗り足しがされていない

 → 余白が出てしまう可能性があります。 トンボの位置まで3mm塗り足し(外側にはみ出させる)をお願いします。

・RGBカラー、特色(DIC, PANTONEなど)を使用している

 → 色味が変わる(くすむ)場合があります。 CMYKモードのファイル上で(CYMK)に変換、または再指定してください。

・配置した画像のリンクが切れていて画像が抜けている

 → リンクの場合は配置した画像もすべて入稿してください。 またはリンクさせるのではなく、画像を埋め込んでください。

・サイズが(91mm×55mm)になっていない

 → 裁断機の設定により標準サイズ(91mm × 55mm)でカットされますので、意図される位置でカットされません。

・名刺の端ギリギリに文字や画像が配置されている

 →  文字、オブジェクトなどが切れてしまう可能性があります。 最低3mm以上マージン(余白)を設定してください。

・極細の罫線(ヘアライン)に「塗り」で色が設定されている

 → 擦れる、または印刷されない可能性があります。 カラーの「線」の方で、色、線幅(0.25pt以上)を指定してください。


その他の確認項目

透明効果、特殊効果などを使用した場合意図しない出力結果になる事がありますので、使用される際は十分注意してください。


データの入稿方法・保存方法について

データを確認するのに時間が掛かったり、ファイルの容量が大きくなるだけですので、以下のようにお願いします。


Adobe Photoshop CC(2018)最新版に対応

商業印刷の知識があるお客様の場合は、名刺のサイズは小さいのでビットマップ画像での入稿も受け付けています。



データの入稿方法・保存形式について

データを確認するのに時間が掛かったり、ファイルの容量が大きくなるだけですので、以下のようにお願いします。


オンデマンド印刷に不向きなデータ、デザイン

最新鋭の機種ではオフセット印刷と比べてもかなり差が縮まりつつあり、とくに名刺のような小さなサイズですと遜色のない仕上がりを実現できるようになってきました。 ただし、単色で広範囲のベタ塗りやグラデーションは、色差が出たりムラや擦れが発生しやすくなりますので、オンデマンド印刷には向いていません。(グレー色や薄い色は特に目立つ可能性があります。)

また、裁断時に両面印刷の場合最大で±1.5mmほどズレが出てしまいます。 そのため上下・左右・表裏に均等なラインや枠線、余白などがあるデザインの場合は特ににズレが目立ちますので、ラインは一本にするか、フチのない全面印刷をおすすめします。

オンデマンド印刷の仕上がりをイメージできるお客様でしたら問題ありませんが、トナーを使用したレーザーでの印刷方式の特性上、デザインによってはオフセット印刷のような仕上がりは原理的に求められませんので、ご理解の上ご入稿下さい。